play musicのアップロード機能

日本では提供されていなかったGoogleのplay musicにあるロッカー機能が、いつの間にか使えるようになっていました。
今日は実家にあるCDを何枚かアップロードしてみましたよ。

この機能を使えば、最大5万曲の音楽をクラウド上に保存して、インターネット接続が可能なデバイスから再生することができます。
しかも無料で。
公式の説明を見てもこのあたりがわかりにくいのですが、ロッカー機能は無料(のはず)です。

月額980円かかるのは、定額制の音楽聴き放題サービスです。
これに入っていると自分がアップロードした楽曲も含めてプレイリストを作成し、ラジオのように流すことができます。
しかし、ただクラウドに音楽を保存したいだけなら無料。

現在のところ、曲数などの制限も定額会員かどうかには関係がありません。
普段からmp3などの形式で音楽ファイルを保存しているなら、利用してみる価値はあります。

この機能を使うための条件として、パソコンからログインする必要があります。
グーグルのアカウントを持っていることは当然として、スマートフォンやタブレット端末、あるいはiPodのようなメディアプレイヤーからはアップロード機能が使えません。

音楽ファイルはどうしても著作権が絡むので、権利問題があるのでしょうか?
あるいは純粋に技術的な理由なのかもしれません。

他にも、ファイルの形式とファイルサイズに制限があります。
形式は主にmp3(320kbpsまで)を想定しているようです。
他の幾つかの形式にも対応していますが、アップロードすると自動的にmp3に変換されてしまうようです。

またwav形式には対応していません。
今まで全ての曲をwav形式で保存してきたので、mp3版を作成してからアップロードすることになりました。


実際に行った作業は以下のとおりです。
まずはこれまで楽曲を管理していたiTunesでの作業。

  1. 設定メニューの一般タブから、CDインポート時の設定をmp3に変更する
    これを行わないと、ライブラリ内の曲をmp3に変換する機能が使えません。
    せっかくwavで保存してきたので、mp3の320kbpsを選択しました(160kbps以上のビットレートはカスタム内にあります)。
  2. mp3版を作りたいCDまたは曲を右クリックし、mp3版を作成
  3. 完了を待つ
これで、iTunesで管理しているフォルダの該当する場所にmp3版のファイルが作成されました。

次はplay musicでの作業です。
  1. play music公式を開く
  2. 左上の「三」のようなボタンを押して、メニューを表示させる
  3. 「音楽をアップロード」を選択(下から四つめ)
  4. 開いたエリアに、上で作成したmp3ファイルか、それが入ったフォルダをドラッグアンドドロップする(複数選択可)
  5. 完了を待つ
これだけです。
アップロードできない形式やファイルサイズ(1ファイルあたり300MB以下制限)でなければ、そう時間はかからずに終わるはずです。

なお、既にグーグルのサーバ上にある曲と一致した場合には実際にアップロードされないようです。
その場合もサーバ上にある曲が再生されるので、再生する上では特に問題になりません。

邦楽中心だとほとんどの曲が実際にアップロードされることになると思います。
聴き放題サービスの対象曲でなければ一致しないみたいですね。


もう一つ、Music Managerというソフトをダウンロードしてアップロードする方法もあるのですが、こちらはまとめてのアップロードに向いています。
フォルダ単位でしか指定できないので、wavファイルが混在しておらず、元からmp3のみで楽曲を管理していた人におすすめです。

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