Google Chromeが起動しないときに消すべきもの

いつも標準のブラウザとして使用しているGoogle Chrome。クロームは豊富な拡張機能やAndroidスマートフォンとの同期で便利に使えるブラウザなのですが、ときどき起動しなくなるのが難点です。

どうやらユーザプロファイルが破損しやすいらしく、普通に使っていると数ヶ月~1年に1回程度の頻度で起動しなくなります。一瞬何か表示されて、タスクバーにアイコンも出るのですがすぐに終了してしまう状態がこれ。

今回もそうなったので、次回のために修正方法を残しておきます。

Chromeが起動しなくなる原因

普通に動いていたChromeが突然起動しなくなる原因としてメジャーなのは、ユーザプロファイルの破損。簡単に言ってしまえば、Chromeがいろいろな設定を保存しているファイルが読めなくなってしまうことです。

こうなると、ブラウザに保存しているブックマークや拡張機能の設定などが消えてしまいます。それだけならGoogleアカウントと連携されせれば簡単に復活させられるのですが、ブラウザが起動すらしなくなってしまうのが困りもの。設定画面を開くこともできないので、エクスプローラーなどで直接Chromeが使うファイルを操作しなければなりません。

Chromeを直す方法

ユーザプロファイルの破損が原因の場合、下記の場所にあるフォルダをいじることでChromeが起動するようになります。ただし、各種設定は全て初期化されてChromeをインストールしたばかりの状態に戻ってしまいます。

PC>ローカルディスク(C:)>ユーザー>(ユーザー名)>AppData>Local>Google>Chrome>User Data

まずはこのフォルダの名前を適当に変更します。削除しても構わないのですが、一応バックアップということで残しておきましょう。次に新しくフォルダを作り、名前を「Default」にします。中身は空のままで問題ありません。

フォルダを作り終えたら、Google Chromeを起動します。何も設定されていない、初期状態のChromeが起動するはずです。起動しない場合、ユーザプロファイル以外に問題があります。

あとはChromeの設定を各自で戻しましょう。Googleアカウントとの連携を行っていれば、ログインするだけでブックマーク、閲覧履歴、拡張機能なども復活します。

状況によっては、次の操作をすると過去の設定を復元できることもあるようです。これをするといつも起動しなくなってしまうので、僕はやりませんが。

  1. Chromeが起動しているなら終了させます。
  2. さきほど作成した「Default」フォルダを削除し、バックアップしていたフォルダの名前を「Default」に戻します。
  3. 再びChromeを起動します。

※この操作によって起動しなくなった場合、上の操作を再度行いましょう。過去のデータは諦めるのが手っ取り早いです。

Google Chromeはいろんなデータを溜め込んでファイルを肥大化させる傾向にあるので、ときどき壊れたファイルを作ってしまうようです。壊れているファイルが特定できるならそのファイルだけを削除すれば良いのですが、難しいことは考えずにフォルダごと削除するのがおすすめ。簡単かつ確実です。

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