Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro

前回の記事で書いた、ノートパソコンの音に満足できなかったために買い足したものがSound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro(Creativeの紹介ページへのリンク)。
商品の説明を要約するなら、貧弱なサウンド機能しか積んでいないパソコンの場合はUSBでこれを接続した方が高音質になるよ、ということでしょうか。
マイクを繋いで録音したり、ニコニコ生放送やUstreamでBGMとマイク入力をミックスしながら配信したりすることもできるようですが、そういう使い方をしていないのでその部分については何とも言えません。

この商品を買った理由としては、光デジタル出力ができるから、ということに尽きます。
一般的なパソコンで外部スピーカやヘッドホンを使うには、ヘッドホンジャックかUSBポートを使って接続することになりますが、光デジタルで出力できれば最近のほとんどのホームシアターシステムに高音質で接続することができるようになります。
が、それだけが目的であれば同様の商品が上海問屋で千円以下で出ていることを後から知りました。
少し損した気分ですね。

しかし、Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Proは音質をいじるための設定がかなり豊富だという特徴もあるので、上手く調整すれば自分好みの音が出せるようになるかもしれません。
他の長所としては本来ならば有料の映像再生ソフトであるPower DVDを無料でダウンロードできる権利が付いてくることでしょうか。
ダウンロードできる権利だけなので、実際に使うにはネット環境が必要になります。
ただし旧版のPower DVD 9なので、DVDのアップスケーリング機能は使えません。これならffdshowとお好みのプレイヤーを使った方が良さそうですね。

単純にパソコンから光出力したいだけであれば廉価品でも大丈夫だと思いますが、音質にこだわりがあるならこの商品を選んでみるのも良いかもしれません。
設定できる部分がかなりたくさんあるので、いずれそのあたりの記事も書いてみようと思います。
とりあえず安価なものでも良いので5.1chのスピーカを繋いでサブウーファーゲインをオンにしておけば迫力はでます。

難点は上でリンクした商品に比べて価格で大きく負けているところでしょうか。本体の黒はけっこう高級感がありますが、ほこりが目立つという弱点もあります。わざわざリモコンを使う機会がなくて(マニュアルによると3mくらいしか届かないようです)使っていませんが、実は右の画像にある赤外線式のリモコンが付いていて曲のスキップなどの簡単な操作ができたりもするみたいです。

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