Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Proをいじる2

前回は音途切れ対策としてUSB接続をフルスピードに設定する部分だけだったので、今回はそれ以外で音質をいじれる部分の設定について書いてみます。
実際にどんな音になるかは再生する機器によって変わるし、ソースによっても向き不向きがあるので自分で聞き比べるのが一番ですが、うちで試してみて一番いい感じになった設定をメモとして。



スピーカ構成タブ
まずは前回見たデバイス情報タブのすぐ右側にあるスピーカー構成タブ。
ここは迷うことがないでしょうね。
接続するスピーカまたはヘッドホンに合わせて選びます。
普段は5.1スピーカを選んでいます。
ヘッドホンを使う場合に2/2.1やヘッドホンに変えてもあまり違いが感じられない項目ですが、次のEAXエフェクト設定との組み合わせ次第では会話が聞き取りにくくなってしまったりします。
EAXエフェクトあり、5.1chを選んでヘッドホンで聞いた場合など、センタースピーカに相当するものが無いので聞き取りにくいです。


EAXエフェクトタブ
一番上のチェックボックスをチェックして、EAXエフェクトを有効にしてから下にあるプリセットを選択することで、その環境での音の響きを再現するらしいです。
スライダーを右側に持って行くとエフェクトのかかり方が大きくなります。
ソースのジャンルによって選ぶことになるのでしょうか……?
音楽を聴くなら普段はリサイタルホールを選んでおけば汎用性が高く、何を聞いても違和感が少ないです。
アニメや古い映画など、ステレオのDVDを再生する場合はオフにしておかないと会話が聞き取りにくくなります。特にヘッドホンで聞く場合には。


THX TrueStudio Proタブ
あまり実感がないものが多いですが、設定項目の多いタブです。
Surroundを有効にしてパーセントを大きくすると後ろから音が聞こえる感じが強くなる(らしい)です。
Crystalizerは音質が良くなるらしいですが、これまた実感がない。とりあえず有効に。
その次のSpeakerはオンにすると低音が強く出るようになります。
Smart Volumeを有効にするとソースによる音量の違いを補正してくれます。再生ソフト・再生機器側でも同様の機能があったりするので、環境に合わせて。
最後のDialog Plusはサラウンドサウンドの映画を見る場合にはほとんど必須です。台詞がBGMに埋もれにくくなって聞き取りやすくなります。90%くらいにしてやるとささやき声での会話なども聞きやすいです。

もう一つ、エンコーダタブが残っていますが、再生機器に合わせてチェックを入れるだけです。
サウンドブラスターにミニプラグを使って直接スピーカを繋げている場合は不要、光デジタルで出力している場合は必要ですね。

いつも面倒なのでタスクバーの音量アイコンからオーディオコントロールパネルを起動して設定していますが、サウンドブラスター付属のエンターテインメントコンソールを使えばこの他にもスピーカごとに(右のリアだけ大きく、とか)音量を調整したり、イコライザーで音質を操作したりすることもできます。
いずれもまったく使っていないですが……。

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