本の整理や服・食器などの片付けに手間取って、未だにメインPCが設置できずにいます。
一方で、以前は(そもそもテレビが無いために)使われていなかったApple TVを実家のテレビに接続しました。
シンプルを通り越して不親切な説明書すらなくしてしまいましたが、HDMIケーブルでテレビに接続し、電源を繋ぐだけで起動するので簡単です。
その後はWi-Fiに接続し、ファームウェアをアップデート。
イーサネットポートもありますが、無線接続でも十分スムーズに利用できます。
購入当初は文字ベースの簡素な画面でしたが、最新のアップデータを適用することでアイコンが多用されたグラフィカルなインターフェイスに。
この方がテレビで使うには向いていますね。
この機器の主な使い道はHuluで配信される映像の視聴になりそうです。
たしか前に使っていたころは対応していなかったのですが、今では普通に日本版のHuluで提供されている映像を見ることが出来ます。
Huluには日本のドラマや映画も少しはありますが、やはり洋画・アメリカのドラマが充実しているようです。
あとはアニメポケットモンスター(劇場版を含め)がたくさんあったり、なぜかゆるゆりがあったりとラインナップには謎が多い。
月額で見放題なので、海外ドラマ好きにとってはおすすめできるサービスですね。
他の機能として、同じネットワーク内にあるパソコンのiTunesライブラリから音楽や動画を再生することも出来ます。
しかし、こちらはパソコンの電源が入っていて、しかもiTunesを起動させておかないと使えません。
音楽はともかく、動画に関してはiTunesで管理していないので、うちではほとんど使う機会は無いでしょう。
あらゆるメディアをiTunesで管理しているという人には良いのかもしれませんが、そうなると今度はわざわざテレビでそれを再生する必要性が疑問です。
パソコンに直接大型のディスプレイやホームシアターシステムを接続すれば良いですからね。
メディアサーバ的なパソコンを用意している場合には有用かもしれません。
そうでなければ、あまり役に立つ機械ではないような気がします。
特筆すべきは、本体の小ささでしょうか。
コンパクトで無駄のない箱、といったイメージです。
正面には電源ランプのみ、裏に各種コネクタがまとめられていて、テレビ付近に気軽に置いておくことができます。
リモコン(Apple Remote)も薄くて軽い。
未来的なデザインは良いのですが、こちらはやや不便を感じる場面が多いかもしれません。
上下左右のボタンと決定ボタンが近すぎて、誤爆しがちです。
特に初期設定時はWi-FiのパスワードやiTunesのアカウントなどを入力することになるので、ちょっとめんどくさい。
フルキーボード搭載とまではいかずとも、もう少しボタンが多い方が扱いやすかったのではないかと思ってしまいます。
値段も安いので、大画面でHDMIポートの余っているテレビがあるという方はおもちゃとして買ってみるのもアリではないでしょうか。
「非常に便利」という機器ではなく、あくまでもおもちゃとして、ですが。
悪い商品ではなく、完成度は高いです。
あとは使い道さえあれば大当たりの可能性もあったのかもしれませんが、iTVの噂も聞こえています。
そのようなことも考えると、あえて今買うことも無いかな、というのが正直なところです。
タイトルに「第二世代」と付けた通り、現在は第三世代のApple TVが販売されています。
出力される映像の最高解像度が720p(DVD相当)から1080p(BD相当)に上がったそうですが、新型でもあまり違いはないでしょう。
実際の画質は再生するコンテンツによって異なるので、HuluやYoutubeの動画では関係無さそうです。
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