帰国

昨日の夜、日本に帰ってきました。
あちらでも観光で行った日本人街でうどんを食べたり、持っていったお菓子を食べたりと一切日本食がなかったわけではありませんが、やはり食べ慣れたものが落ち着きますね。

前の記事でははっきり場所を書いていませんでしたが、今回の旅行先はアメリカ西海岸でした。
多少なりとも言葉がわかるという時点で、ほぼアメリカかイギリスだと特定される気がしますけれど。

英語以外だと、ドイツ語で書いてある文が少し読める程度です。
会話は聞き取りがほとんど不可能ですし、書く方も知っている単語が少ないので厳しいです。

英語ならもう少しできるかと思いましたが、雑音があると全く何を言われているか聞き取れない場面もありました。
静かな場所で話す場合や、言われそうなことが予想できる場合、そして読み書きなら通じるんですけどね…。



もっとも、騒がしい場所で言われたことが聞き取れないのは外国語に限ったことではありません。
日本語でもよくあります。

聴力検査ではいつも正常で、むしろ他の人が気づかないような小さな音にも反応する方なんですけどね。
耳の問題ではないのでしょう。
自分では、周囲のノイズから必要な音を切り出す脳内での処理が苦手なんだと考えています。

電車などの乗り物や、ショッピングセンターなど人が多くてざわついた場所では相手の発言を聞き逃すことが多いです。
文脈から予想して適当に相槌が打てる感じですね。
ゲームセンターやパチンコ店といったさらにうるさい場所では、何も聞き取れないので会話が成立しません。
昔は誰でもそうなんだと思っていましたが、どうやらそうでもないみたいですね。


日常では静かな場所で話せば良いのですが、不便なのが映画やドラマを見るときです。
大抵の映画では声に比べてBGMやSEがかなり大きくなっているので、邦画・吹き替え版でも何言ってるかわからないことが多いです。

この場合は字幕ありで見るのが一番の解決策ですね。
英語音声+日本語字幕の方が吹き替えより好きだという人は多いですが、僕は音声が日本語でも字幕がほしいです。

アニメの場合は人工的に入れられた環境音しかなくて会話が聞き取りやすいです。
それ自体はありがたいことなのですが、実写とCGを隔てる要素の一つがこの「耳に入るかどうかの環境音」のような気がしますね。

物理演算で水や炎の動きを作り出すように、計算によって「本来ならその場にあるべき音」が作れるようになるとCG作品の臨場感もまた変わってくるのかもしれません。
道路が描かれれば車の走る音が、髪がなびく表現があるなら風の音があるでしょうし、省略されて影だけになっているようなモブキャラにだって足音はありますからね。

移動の飛行機など、あまりに暇だったのでそんなことを考えていました。

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