数年ぶりのアメリカ(ATS)

 

ここ数年ほぼプレイしていなかった『American Truck Simulator』をプレイしました。
Meta Quest 2と呼ばれるようになったOculus Quest 2の購入時に起動確認はしたものの、VRに不慣れなためか少し運転しただけで酔ってしまってから放置していたんですよね。

視点の動きが激しくないのでディスプレイでのプレイなら酔いやすいゲームではありませんが、配達の繰り返しで無限に時間を吸われ、肩こりも悪化するので触れていなかった面もあります。
あとはプレイスタイルの都合で最終的に同じ道の往復になり、ちょっと飽きてしまっていたのも事実。

今回久々に起動したのは、Steamのサマーセールで複数のDLCを購入したため。
セール対象となっていたマップDLCと特殊な輸送のDLCを追加しました。

Utah

その名の通り、ユタ州を追加するマップDLCです。

日本で有名な都市としてはソルトレイクシティがありますね。
赤茶けた荒野に点在する変わった形の岩山や水場など、人工物よりも自然が作り出した景観が取り上げられたDLCとなっているようです。
ATS全般に見られる傾向ではあるものの、面積の割に都市はあまり多くないのでのびのび走りたいプレイヤーには向いているかも。

朝焼け・夕焼けの時間帯に通りたい風景が多そうです。
真上ではなく横から日光が当たると、立体感のある岩山の印影表現が際立ちますね。
逆に夜は都市の明かりが少なくハイビームの届く範囲に集中しながら走ることになってしまうので、せっかくのマップも楽しめないかもしれません。

DLCは導入したものの、この地域への輸送を求められる仕事が少ないような気がします。
産業の傾向や都市の数の問題なのか、他州の都市から距離があるためなのか。
オプションから輸送距離の好みを設定できるので長めにしたり、距離あたりの料金が低い仕事にも目を向けたりすれば行く機会が増えるかもしれません。

レベルアップで危険物輸送のスキルを付けて単価の高い仕事ばかり選ぶと、特定の化学工場間を往復するプレイになりがち。
これだと会社の資金が増えやすい一方で新しい都市の開拓が進まず、同じ景色ばかりなので飽きやすくもなります。
適当に社員やトラックを増やせば自分が一切働かなくても資金が増えていくので、効率を追い求めず未走破経路を選べる仕事を受けるくらいが良さそうです。

Special Transport

船、ヘリ、さらには家まで!?
プレイヤー1人ではとても扱えないような巨大なものを運ぶ、特別な仕事が受けられるようになるDLC。
船やヘリは自分で目的に移動できそうですが、時間や値段の問題からトラックで運ぶことになるのでしょう。
仕事が大変な分、報酬は悪くないようですね。

期日と交通ルールさえ守れば好きな経路で自由に運べる通常の貨物と異なり、長すぎたり横幅まで大きかったりで通れる道が限られるので大都市を中心とする特定の都市間でしか発生しない仕事になっています。
DLCを導入すると対象の都市リストが載ったゲーム内メールが届くので、受注したい場合はいずれかの都市に向かいましょう。
輸送中は先導のパトカーが付いて低速での移動になったり、荷物が大きすぎてガソリンスタンドや休憩所に入れないので燃料補給・休息できなかったりもするようです。

マップDLCとセット販売で導入したものの、まだ一度も特別輸送に挑戦していません。
普段扱っているものよりはるかに重いので超重量物に適したスペックを持つトラックを用意しておく必要があるのと、多関節の長いトレーラーが苦手なので敬遠している状態です。
またマンネリ化してきたら挑戦してみたいですね。

アップデート

プレイしていなかった期間にDLCが増えただけでなく本体のアップデートも進んでいたらしく、メニュー画面やコンフィグに項目が追加されていました。
細かな修正は多数あるとして、すぐ目についたのはこのあたりです。

コンボイモード

公式実装されたオンラインマルチプレイモードのようです。
以前もマルチプレイを実現するModはありましたが、公式対応したんですね。

大勢のプレイヤーが一つのサーバに集結するわけではなく、部屋を立てるor部屋に入ることで最大8人が1つのマップに入れる模様。
道路がびっしりプレイヤーのトラックで埋まって大渋滞ということは避けられそうな反面、広大なアメリカに8人だとほぼソロプレイなのでは…。

トラックの無線で通話できるようなので、音声チャットしながらそれぞれ自由に走る感じでしょうか。
あるいは雨が降ってきたとか事故が起きているとかの情報を共有する、運転手のロールプレイ的な要素が強まるのか。
公開状態の部屋はほとんどなかったので、フレンドとの利用がメインの機能なのでしょう。

トラックを降りる&ビューポイント

従来はトラックとプレイヤーが一体化している感がありましたが、ついに下車できるようになったみたいです。
好きな場所で降りられるわけではなく、各地に点在する観光スポットをより近くで見られる機能なのでしょうか。

キーコンフィグに歩き操作の項目が追加されているのは確認したものの、輸送中でビューポイントに立ち寄る余裕がなかったので実際の機能は未確認です。
初めてビューポイントに停まるとチュートリアルがあるのかも。

NPCの変化

プレイヤー以外にも乗用車、トラック、パトカーといったNPCの車が道路を走っていますが、その数が増えたような気がします。
結果として渋滞も増えたような。
渋滞は車線減少や制限速度の変化、信号待ちで引き起こされる面もあるので、追加したマップにそういう傾向があるのかもしれません。

いずれにせよNPCの事故は増えているようです。
プレイヤーが全く関与していないところでNPCトラックが乗用車を内輪差で引っ掛けて立ち往生したり、原因不明の先が見えないほどの大渋滞が起きていたり。
前者は乗用車が何度か切り替えした末にぶつかりながらも抜けていきましたが、後者は結局セーブ&ロードするまで進めませんでした。

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