D2342P-PN到着

LGの3D対応23インチディスプレイD2342P-PNが届きました。
思った以上に小さい箱に入っていたので驚きましたが、今の液晶は薄いからそれでも大丈夫なんですね。
コストを下げるためか、梱包もシンプルです。

添付品は電源ケーブル、接続用のケーブル二種、3Dメガネ二種、CD-ROMが二枚と、注意書きのようなものが少し。
3Dメガネが二種類(メガネ型と、普通のメガネにクリップで取り付けるタイプ)あるのはありがたいです。

日本語を含めた様々な言語のマニュアルはそのCDの中にPDFで入っています。
ドライバも一緒に入っているんですが、うちの環境ではそのドライバを使わなくてもHDMI接続しただけで認識しました。
もう一枚のCDはゲームなどの映像を3Dに変換するためのTriDef 3Dというソフトです。
今回は既にインストールしてあるPowerDVDが2D映像の3D変換に対応しているため、TriDefは使いませんでした。

過剰な梱包がないのは良いことでもあるんですが、説明書がないこと、ドライバCD-ROMが紙の封筒やビニールケースにすら入っていないことが不安ですね。
製品付属のCDが生のままビニール袋に入っているのは初めて見ました。

本体は大きさの割に薄く、思った以上に軽く感じますが、特にハンドルのようなものがなく、やや扱いにくいです。
そのせいもあって、ケーブル類が接続しにくい。
今のところHDMI以外は使っていないのですが、背面下側に端子部があるため、立てた状態で差し込もうとすると上手く入りませんでした。
しつこく確認したにも関わらず、差し込みが甘く、一度抜いて繋ぎ直さないとパソコン側から認識されませんでした。


本体の質感も気になります。
枠や台座がパソコン周りの機器にはよくある光沢のある黒なので、埃や傷がつきやすそうです。
ハンドルがないことと、この質感が相まって扱いにくくなってしまっているのですよね。
触るとすぐ汚れそうです。


肝心の画質については、ノートPC内蔵の画面と比べれば特に気になることはないように思います。
初期設定ではあまりに明るいので本体側で明るさを最低にして、3Dモードを切っておけば2Dモニタとしても普通に使えるのではないでしょうか。
高解像度技術などは使われていませんが、ごく普通ですね。
明るさを最低に設定してもまだ明るいくらいなので、白背景のホームページなどを見るにはちょっとまぶしいかもしれません。

DVDを3D変換して見た(PowerDVDで)感想としては、たしかに立体に見えます。
メガネを使うだけあって、店頭で見た裸眼3D対応のスマートフォンや3DSよりは立体です。
場面によっては平面に見えたり、逆に室内のシーンなのにものすごく奥行きがあるように見えたりもしますが、相性の良いソースであれば思ったよりも立体感が出そうです。

ただし、視野角は狭い。
特に上下はかなりシビアです。
公式ホームページかマニュアルで上下12度だか13度という数字を見た気がしますが、画面に対して真正面から向き合うようにしないと二重に見えることが多くなります。
パソコンの画面だと上から少し見下ろすくらいが見やすいですが、その感覚だとダメですね。
一方で左右はそこそこ広い範囲から立体視できるので、二人や三人であれば一緒に見ることもできそうです。

3Dは目が疲れると言われていますが、それは普通に映画を見るのと変わらない感じでしたね。
ちかちかするアクティブシャッター式に比べると、偏光式の方が目には優しいのかもしれません。


このモニタに限ったことではありませんが、3DBDではない普通のBDは立体化できないのが残念です。
なので、今回はサマーウォーズのDVDで試しました。
ドライブは対応しているので3DBDも試してみたいところですが、手元にありません。
元から3Dで見るために作られた映像はまた今度ですね。

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