デザイナーだけで買うという人も居るかもしれませんね。
中古でもかなりの高値になってしまっています。
そのため、プレイしたい方は地域のアナログゲーム会などで持っている人を探すのが現実的でしょう。
こちらは普通に販売されています。
僕も持っているので、紹介記事も書いています。
エルドリッチホラー紹介記事
といっても、まだ開封しただけで一度もプレイしていないのですよね。
現時点での印象としては、完全にアメリカのゾンビ映画好き向け作品です。
ネット上の画像だけで見て、あまり大きな箱ではないと思って購入しました。
しかし、コンポーネントが豪華なのでかなり大きくて重い箱です。
重さの原因となっているのは、主に大量のゾンビフィギュアです。
多くのゲームでは紙製のマーカーなどで表される敵キャラクター。
この逃げゾンビでは、これが全てゾンビのフィギュアです。
なんと男女で二種類のバリエーションがあり、合計60体も付属しています。
※このゲーム内では、男女は特に意味がありません。
このフィギュアのためだけでも、購入する価値はあるかもしれません。
ゾンビが登場する他のゲーム用にも使えそうです。
この逃げゾンビ、マニュアルを読んだ限りでは協力ゲーでも対戦ゲーでもありません。
各自が多くの勝利点を獲得することを目指すのですが、どうやら一人でも死んだ時点で全員ゲームオーバーとなるようです。
しかも、互いに助け合いができるような要素もありません。
各プレイヤーがソロでのサバイバルを生き延び、最終的に勝利点で競い合うというよくわからないシステムです。
同じくゾンビがテーマの「ゾンビタワー3D」と雰囲気が似ています。
あちらも協力できる部分が比較的少ない、ソロ感の強いゲームですし。
基本としては、専用ダイスの出目を使ってゾンビから逃げ延びるゲームです。
ダイスが通常の6面ダイスではないという点や、制限はあるものの振り直しが可能な点など、「キング・オブ・トーキョー」に近いかもしれません。
逃げながらも住民を助け、一緒に生き延びることでクリア時に勝利点がもらえるという仕組みです。
住民は様々な能力を持っているのですが、中には悲鳴を上げてゾンビを呼び寄せてしまうといったマイナス効果もあります。
しかも、マイナス効果を持っている住民ほど逃げ延びたときの勝利点は高くなっています。
逃げやすくすることを重視するのか、大量得点を狙うのかという選択を迫られる点は上手くできていると言えるでしょう。
(ダイスの出目やイベント次第で、強制的に仲間に加わってしまうこともありますが)
この住民が、いずれもゾンビ映画にありそうなキャラクターばかりです。
仕切りたがりの政治家や、マニアなゲーマー、態度のでかいイイ女といった住民は、好きな人なら見ているだけでも楽しめるでしょう。
まだ遊んでいないため、きちんとしたレビューはまた別の機会に記事とします。
しかし、現時点ではぶっちゃけあまり面白くなさそうな感じがしています…。
ゾンビ好き同士でわいわい遊ぶしかなさそうなイメージ。
ゲームとしてガチプレイするなら、出来る限り勝利点の高い住民を集めて、全滅or勝利というハイリスクプレイをすることになりそうです。
脱落型であれば、もっとプレイヤーを「勝利点を取るか生存を取るか」という悩みに直面させることができると思うんですけどね。
まずは一度一人で回してみて、その後にどこかのゲーム会で試す感じでしょうか。
それ以降はお蔵入りしてしまう気がします。
そうなったら、ゾンビフィギュアだけ別のゲームに使いますかねえ。
もちろん、遊んでみたら意外と盛り上がったという評価になるかもしれませんのでお楽しみに。
ゾンビがテーマで全力で遊べるゲームとしては「デッド・オブ・ウィンター」が気になっています。
が、現在は品切れで生産中。
新品価格が通常の3倍くらいに跳ね上がっているため、しばらくは手が出せません。
販売再開したら、品切れしてしまう前に手に入れたいところです。
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