NASA、エウロパの間欠泉確認を発表

発表の予告

「NASAからエウロパに関する驚異的な発表がある」というニュースをネットで見かけたのが三日ほど前のことでした。エウロパといえば、前々から液体の水が存在する証拠があると言われてきた衛星です。

液体があるから生物が発生、ひいては生存する可能性があるというのも乱暴な話ではあります。しかし、エキサイティングな考え方であるのもまた事実です。

発表があることをわざわざ予告するほどに驚異的な発見とすると、ついに有機物か生物の残したものと思われる痕跡でも発見されたのかと思っていました。残念ながら、そこまではありませんでしたね。


発表された内容

今回発表された内容は、エウロパに存在すると指摘されていた間欠泉が確認されたというもの。存在自体は噂されていたものの、その後の観測で確認が取れていなかったようです。

どうやら、その実在が確認されたことが驚異的なようです。そこまで驚異的とは思えないのですが、どんなもんでしょうか。


発見の意義

調べてみると、間欠泉から水が噴き出していることでサンプルの採取が簡単になるそうですね。

間欠泉が存在しなかったとすると、サンプルの採取には労力が必要です。探査機を地表に着陸させて水に達するまで掘るにせよ、軌道上から何かをぶち当てて飛び散った水を回収するにせよ、難しいです。

しかし、水が自然に噴き出しているならば近傍まで探査機を飛ばし、回収して戻ることも容易なはずです。もちろん、それでも複雑な計算や高い技術力を前提にしていますけれど。


宇宙ニュース

僕にとってはちょっと期待はずれというか、想像可能な範囲の発表でした。もっと面白い何かが出てくるのかと、ハードルを上げ過ぎでしたね。

ちょっと気になったニュースだったので、珍しくこんなネタをメモ。にたすちゃん(@2tasu)は宇宙人なので、宇宙の話題に敏感なのです。

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