Humblebundleでは、Humble Hope for Orphans Bundleが提供されている。このバンドルの魅力は、リアル系FPS、アクションパズル、フライトシミュレーター、ファンタジー戦略SLGといった多様なジャンルの作品を低価格で手に入れられるところだ。
古めの作品が多いが、それはスペックが低めのマシンでプレイできるということでもある。興味のあるジャンルが含まれているならば、この機会に他のジャンルに手を広げてみるのも良いかもしれない。
価格
Humblebundleで提供される他の多くのバンドルと同じく、Hope for Orphansバンドルも最低1ドルから購入が可能だ。支払った金額に応じて3段階にバンドル内容が変化し、最大で247ドル相当のゲームを10ドルで購入できる。
1ドル以上
最低価格の1ドルを支払うことで、
- Rising Storm Game of the Year Edition
- Killing Floor
- BLACKHOLE(+サントラ)
- IL2 Sturmovik 1946
が購入できる。2006年から2015年にリリースされた古い作品ばかりだが、いずれも高い評価を受けている。それぞれを単品で購入すれば6,552円になるセットだ。
この時点でFPS2本とアクションパズル、フライトシミュレーターが含まれており、普段は遊ばないジャンルにも触れることができるのではないだろうか。
また、1ドル以上を支払えばHumble Monthlyに10%オフで加入できる権利も得られる。
平均額以上(7.29ドル)
購入者の平均支払額(現時点で7.29ドル)以上を支払えば、上記に加えて以下のコンテンツを受け取れる。
- Killing Floor 2(+Tripwire Soundtrack Pack)
- King’s Bounty: Platinum Edition
- Homefront®: The Revolution Standard Edition
新しめの作品が含まれるため単価が高めであり、コンテンツの合計金額は14,492円分にもなる。
10ドル以上
10ドル以上を支払えば、下記を含む全てのコンテンツを利用できる。
- Rising Storm 2: Vietnam
- Call to Arms - Full Version
- Call to Arms: Deluxe Edition Upgrade
- $2 Humble Wallet credit for Monthly subscribers
コンテンツの合計額は21,432円。平均額と10ドルとの差が3ドル弱しかないことに加え、Humble Monthlyの加入者は2ドル分のクレジットを受け取れるので実質無料に近い価格で3コンテンツを追加できる。
コンテンツ
金額的にはお得に見えるバンドルだが、評価がやや低めな作品が含まれていることも事実だ。リアル系FPSやフライトシミュレーターなどプレイヤーの習熟を求める作品も多く、購入者によってその価値判断は大きく割れるだろう。
Rising Storm Game of the Year Edition
日本またはアメリカ側の兵士として第二次世界大戦(太平洋戦争)を戦うことのできるFPSだ。銃弾を1発か2発受ければ倒れてしまうリアル寄りのバランスになっており、登場する装備も当時のものなので「戦場を飛び回りながらガンガン撃って倒す」タイプの作品ではない。適当に撃てば味方にも弾が当たる。
だが、強力な攻撃がないわけではない。アメリカ側ならば強力な火炎放射器などの兵器を使用できる。装備で劣る日本側は、バンザイアタックによって驚異的な身体能力を得ることができるという。陣営によって異なる感覚でプレイできるので、1本で長く楽しめるかもしれない。
また、『Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad』のマルチプレイヤー部分も遊べるようだ。独ソ戦がやりたいプレイヤーも安心である。
Killing Floor
世界中のプレイヤーと協力しながら大量のゾンビを倒す有名FPSタイトル。2016年に続編が発売されているが、今でも日に1,000人以上がプレイしているのでCo-opを楽しむことができるだろう。公式にではないが、日本語化も行われている。
Co-opに抵抗がないならば、これのために1ドル払う価値はある。
BLACKHOLE
横スクロールのアクションパズルということで、ゲームパッドがないと辛そうだ。『LIMBO』などが好きなプレイヤーならば気に入るだろうか。
IL2 Sturmovik 1946
このバンドルに含まれる作品の中で最も古い、2006年に発売されたフライトシミュレーター。有名な戦闘機や爆撃機ならばほぼ乗ることができるという。グラフィックは発売時期相応で古さを感じるものになっているが、MODの導入によって改善できるようだ。
初心者には厳しいジャンルだが、1ドルなら挑戦してみても良いかもしれない。
Killing Floor 2
1ドルで入手できる『Killing Floor』(2009年発売)の続編であり、グラフィックが強化されたことでより暴力表現が激しくなっている人気タイトル。要求スペックもさほど高くなく、最近のマシンであればオンボードグラフィックでも動くだろう。
日に6,000人がプレイしており、最盛期よりは少ないがマルチプレイの相手に困ることはないと思われる。
King’s Bounty: Platinum Edition
独立したタイトルというわけではなく、『King’s Bounty: The Legend』『King’s Bounty: Armored Princess』『King’s Bounty: Crossworlds』の三作品をセットにしたもの。『King’s Bounty: Crossworlds』は『King’s Bounty: Armored Princess』に追加コンテンツを含めたセットなので、実質2本のSLGがセットになったパッケージだ。
長く遊べる(というよりもプレイに時間がかかる?)作品のようだが、評価は低くない。このバンドルに含まれる他の作品とは毛色が違うが、FPSもSLGも人気ジャンルなので両方が好きだというプレイヤーも多いだろう。
Homefront®: The Revolution Standard Edition
イマイチ評価の高くないFPS。低価格ならもう少し評価されたのかもしれないが、通常価格2,980円が高かったか。
『Killing Floor 2』や『King’s Bounty』が人気なので、それらのおまけという形になりそうだ。
Rising Storm 2: Vietnam
このバンドルに含まれる『Rising Storm Game of the Year Edition』のシリーズ作品で、第二次世界大戦ではなくベトナム戦争がテーマとなっている。プレイヤーは米兵またはベトナムのゲリラとして戦うことになる。
2017年発売とこのバンドルの中では新しい作品なのだが、プレイヤー数は『Killing Floor』(2ではなく1)とさほど変わらず、日本サーバは過疎化してしまっているという。
Call to Arms - Full Version
兵士や兵器に指示を出すRTSと、兵士としてプレイするFPSが融合した作品。評価が低くなっているのは、有料で販売しておいてマルチプレイ部分を無料化したからという理由がありそうだ。
Full Versionの通常価格は2,980円だが、メインコンテンツと言えるマルチプレイが無料化されている。値段分の価値があるかは判断を迷うところだ。
Call to Arms: Deluxe Edition Upgrade
『Call to Arms』のゲーム内チャットで使えるエモーションや、経験値のブーストが解禁されるというDLC。あえて買うほどのものではないからこそ、バンドルに含まれていたら嬉しいのかもしれない。
Killing Floorシリーズ未所持ならおすすめ?
Hope for Orphansバンドルの難点としては、楽しむのに慣れや適正が必要なゲームが多いことだ。『Killing Floor』シリーズは難しいことを考えなくてもプレイしやすいゲームだが、それ以外はリアル系の死にやすいFPSやちょっとした操作ミスで墜落しかねないフライトシミュレーターである。
もちろんそうしたジャンルの作品が好きなプレイヤーにとってはお得なバンドルだが、そうでない場合には練習に耐えられるかを考えた方が良さそうだ。リアル系FPSのマルチプレイは回線の安定性から難しいので、1ドル払って墜落事故を起こしてみようかと考えている。
0 件のコメント :
コメントを投稿