2月7日、Humble Paradox Bundle 2018の販売を終了したばかりのHumblebundleがまた新たなPCゲームバンドルの販売を開始した。今回のHumble Bundle’s Best 2017では、昨年Humblebundleが提供した各種バンドルで対象となったタイトルをまとめて購入できる。10ドルで合計137ドル相当のPCゲームが含まれる内容だ。
今年からHumblebundleを利用し始めた、あるいは昨年バンドル入りしたときに購入を見送ったタイトルがあるというユーザには嬉しいバンドルだ。
価格
Humble Bundle’s Best 2017は最低1ドルから購入でき、10ドル以上で全8タイトルがアンロックされる。合計金額はやや控えめとなっているが、その分10ドルと安めに全コンテンツを購入できる。
1ドル
- Five Nights at Freddy’s: Sister Location(Humble Spooky Horror Bundle)
- Goat Simulator(Humble Indie Bundle 18)
- Hacknet(Humble Very Positive Bundle)
平均額(5.15ドル)
- Verdun(Humble Jumbo Bundle 9)
- Sins of a Solar Empire®: Rebellion(Humble Stardock Bundle)
- Death Road to Canada(Humble Very Positive Bundle 2)
- Turmoil(Humble Jumbo Bundle 8)
10ドル
- Dead by Daylight(Humble Spooky Horror Bundle)
- 2ドル分のHumble Walletクレジット(Humble Monthly加入者のみ)
コンテンツ
Five Nights at Freddy’s: Sister Location
2016年に発売された有名ホラーゲームシリーズの1作。日本語には対応していないので英語でのプレイとなってしまうが、ホラーメインの作品なので支障はなさそうだ。
有名ながら、個人的にはあまり惹かれないのでプレイ経験がないシリーズだ。
Goat Simulator
2014年に発売されたヤギシミュレーター。定価だと980円と意外に高い。残念ながらバンドルに含まれているのはDLCなしの本体だけである。
ゲームとして遊ぶよりも、酔っ払って起動して笑うタイプの作品だろうか。
Hacknet
ハッカー気分でコンソールコマンドを打ち込み、謎を解き明かすアドベンチャーゲーム。ゲーマーにシステム系の人間が多いこともあってか評価は高く、日本語でのプレイにも対応している。
にたすちゃんは過去にHumblebundleのバンドルでDLCを含めて購入しているが、そのまま積んでしまっている。たぶん始めたら面白い。
Verdun
第一次世界大戦を舞台とした珍しいFPS。2015年の発売当時としては世界初だったらしい。
かつては1日に4,000人以上がプレイしていたが、現在は日に300人台までプレイヤー数が落ち込んでしまっている。アジアサーバは過疎状態のようなので、日本のプレイヤーには厳しい面もありそうだ。
スポーツ系のFPSではなくリアル系なので、そういった作品が好きなプレイヤーには良いかもしれない。
Sins of a Solar Empire®: Rebellion
通常価格4,100円とこのバンドル内では高額なRTS。2012年発売の古い作品だが、ジャンル的に古さが気になることは少ないのではないだろうか。宇宙で艦隊を指揮することができるため、SF好きにはおすすめ。
所有しておりプレイ経験もあるタイトルだが、RTSが得意ではないためあまり楽しめなかった記憶がある。このテーマでターン制のSLGであればCivilizationシリーズのように何度も徹夜することになった可能性もあるが…。
Death Road to Canada
ドット絵のキャラクターたちがカナダを目指して突き進むアクションゲーム。大量のゾンビが出てくる作品ではあるが、そもそもドット絵なのでグロテスクさは控えめ。
日本語に対応していないため、英語が出てくるだけでもダメというプレイヤーには辛いかもしれない。
Turmoil
油田を作り、原油を掘り出しては販売して大儲けを狙うシンプルなマネジメントゲーム。
日本語には対応していないが、複雑なゲームではないのでジャンルが合えば楽しめるのではないだろうか。投資額と得られる利益を天秤にかけたり、権力を得て市長になったりというゲームプレイを楽しめるかがポイントだ。
Dead by Daylight
プレイヤーが鬼であるキラー(1人)と逃げる側のサバイバー(4人)に別れて遊ぶ鬼ごっこゲーム。人気タイトルで配信・実況を行うプレイヤーも多いため、やったことはないが見たことはあるというユーザも多いのではないだろうか。
非対称PvPタイトルの常としてバランスの悪さを指摘されることもあるが、強すぎる新キャラクターが後のアップデートで弱体化されるなどの調整は行われているようだ。この作品で良くないとされているのは、ゲーム内容よりもプレイヤーのマナーだったりする。「煽られないと殺す意欲が出ない」といった方はぜひ。
購入を迷う
1ドルの『Hacknet』は未プレイだがライブラリに入れたままとなっており、平均額の『Sins of a Solar Empire®: Rebellion』はプレイ経験のあるタイトルだ。バンドル内で最高額のSins of a Solar Empireを所有していることは、お得感を失わせる原因となっている。
所有タイトル以外で内容に興味のあるタイトルは『Goat Simulator』『Death Road to Canada』『Dead by Daylight』だ。しかし、このバンドルに10ドルや平均額を出すかは迷ってしまう。
お得ではある平均額
Death Road to Canadaだけでも、単品での最低販売額が8.99ドルだ。現在は平均額が5.15ドルとなっているため、内容を楽しめそうなこのタイトルのためだけに払える金額ではある。
マルチプレイ必須タイトル
10ドルだと、さらにDead by Daylightが加わる。ただ、マルチプレイ必須のPvP作品でプレイヤーのマナーが悪いというのは致命的だ。全く開発者の責任ではないのだが、作品ごとのカラーというのは確かにある。
1ドル分は笑える?
そういった各作品の事情を考えると、1ドルでGoat Simulatorを買うのが一番お得かもしれない。Hacknetを積んでいなければ確実に1ドル支払うことを選んでいるが、実際には既に積んでいるので購入するかを検討中だ。
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