仕事や趣味でパソコンを使っていると、肩こりや疲れ目と無縁でいるのは難しい。少し前にTwitterで話題になった方法が疲労回復や肩こりの解消に効果的だというので、ここ数日試してみた。
他の要素による悪影響が大きくてまだはっきりとした効果は確認できていないが、気持ち眠りやすくはなっているような気がする。
小指にシップを貼る
小指シップの方法
その方法は、手の小指に一般的なシップ薬を貼るだけの簡単なものだ。小指の関節と関節の間の部分に小さく切ったシップを貼って紙テープなどで固定するか、細長く切ったシップを同じ部分に巻くだけである。
効果が出る仕組み
なぜ小指にシップで肩こりに効果が出るのかと思ってしまうが、これは小指の筋肉が緊張することで交感神経を興奮させてしまうかららしい。シップの効果で小指の筋肉が緩むと交感神経が過剰に働いている状態が抑えられ、繋がっている首や肩の筋肉もリラックスできるというわけだ。
現代人はいつも交感神経が働いていてなかなか副交感神経優位の状態にならないと言われているので、この切替わりをサポートしてくれることが期待できる。
効果を試す
ここ3日の間、就寝前に小さく切ったシップを小指に貼っている。長さを測っているわけではないが、指が長いのでやや長めの2cm四方くらいに切ったシップを貼り、上から医療用のテープで固定している。
寝付きが良い(初日)
初日はいつもよりも寝付きが良かった。ベッドに入ると10分以内に眠れることが多いが、いつも以上にすぐ眠ってしまった。もっとも、その前の数日は睡眠リズムが乱れていたので寝不足気味だったのかもしれない。夜中に一度起きているが、これもよくあることだ。
起床時には少し肩こりが改善していた気がする。
12時間睡眠(2日目)
やはり寝不足だったのか、深夜2時就寝の午後2時起床という長時間睡眠になってしまった。一度は朝早い時間に目覚めているが、二度寝したらそのまま午後まで眠り続けてしまったようだ。不快な夢を見て目が覚めることも多いが、珍しくハッピーエンドのドラマを見る内容の夢だった。
寝ていた時間が長すぎたためか、少し頭痛がしたが疲労は取れていた。
2時間しか眠れなかった(3日目)
うっかり夕食時に紅茶を飲んでしまったためか起きたのが午後だったためか、就寝から2時間後に目覚めてそのまま朝までほとんど眠れなかった。小指シップには身体をリラックスさせる効果がありそうだが、カフェインの直接的な覚醒作用を抑えるほどではないらしい。
単純に睡眠時間が足りていないので、やや眠い。肩こりはあまり気にならず朝早くから活動できているので、悪い状態ではないようだ。
もう少し継続
これまでのところ、小指にシップを貼ることで肩こりが少し改善しているように感じる。眠りについては元からよく眠れる方なのであまり変化がないが、起きたときの疲労感も軽減されるようだ。
肌に貼るために作られた湿布薬を小指に貼っているだけなので害になる可能性は低く、コストも小さい。ちょっとした健康法として試してみる価値はあるのではないだろうか。
毎日長時間貼りっぱなしにすると肌に悪影響があることも考えられるため、肌質に合わせて2日に1回にする、特に疲れているときだけにするというのも良いだろう。
シップがなくならない
普段シップを使うことがないため、この方法を試すためにドラッグストアで最も少ない量のシップを買ってきた。だが、最小サイズでも8枚入っている。
小指に貼るだけであれば一度に使う量は非常に少なく、1枚でも数週間分あるだろう。寝る前にシップを切って貼り付けるのは少々手間がかかるが、金銭的にはとても気軽に試せる方法だ。
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