Google Photoとの連携などで頻繁にエラーを起こすことでお馴染み(?)のStackEditで、またしても非常に困ったことが起きている。なんと、Bloggerへの記事投稿ができなくなってしまったのだ。
この状況はStackEdit 5だけでなくStackEdit 4でも同じで、新規記事の投稿や過去の記事の上書き更新を行うことができなくなっている。StackEditで編集した記事をHTMLでエクスポートして貼り付ければStackEditから更新したのと同じことになるので、その方法も紹介する。
※2月6日時点で、StackEditからの記事投稿が可能になったことを確認した。
HTTP Error 500
通常、StackEditのPublish機能を使えばマークダウンで編集した記事をBloggerやWordPressで公開することが可能だ。自動的に文書がHTMLに変換され、それぞれのブログシステムに送信される。YAML記法で情報を指定しておけば、この時点でタグを付けることもできる。
ところが、数日前からStackEdit経由で記事の公開を行おうとするとHTTPエラーが発生するようになってしまった。エラー番号は見かける機会の多い404などではなく500なので、サーバ側で何らかのトラブルが起きているようだ。
StackEdit 5と4で同時に発生していることから、Blogger側に何かの変更があったのかもしれない。
アップデートは可能
記事の新規投稿とPostIDを指定しての上書きは不可能となっているが、既にマークダウン文書とBloggerの記事が紐づけされている(StackEditから記事を公開している)場合に限り、更新は可能なようだ。
HTMLタグをコピペする方法
使い慣れたStackEditを使ってBloggerのブログに記事を投稿したい場合、StackEditの機能でHTMLタグを出力させてBloggerのエディタにコピペする方法がある。
StackEdit 5
StackEdit 5の場合、右上のボタンを押して表示されるメニューの中に"Export to Disk"という選択肢がある。さらに"Export as HTML"を選べばHTML形式での出力が可能だ。
デフォルトではテンプレートとしてStyled HTMLが選ばれているため、Plain HTMLに変更して"COPY TO CLIPBOARD"を押せばコピーされる。
StackEdit 4
StackEdit 4の場合、デフォルトでは右下に隠れているメニューの中に2つの不等号が向かい合っている<>のようなボタンがあるはずだ。そのボタンを押すとHTMLタグが表示されるので、コピーしよう。
この機能はStackEdit 4の方が使いやすい。StackEdit 5もOpen Live Writerの出力するHTMLよりはマシだが、改行が少なくて見にくくなっている。
Bloggerに貼り付ける
あとは、コピーしたHTMLタグをBloggerの記事を投稿する画面に貼り付ければ良い。StackEdit側のFile Properties指定が使えないため、タグや公開日時はBloggerの編集画面で設定しよう。
StackEditからはYouTube動画の埋め込みやSteamの埋め込みウィジェットが正しく使えないので、そうした機能を使う場合は以前からこの方法を採用している。一手間増えてしまうことにはなるが、しばらくはこの方法でブログを更新していくつもりだ。
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