それどころか、もうすぐ6月になろうとしています。
これはどうしたことか、と調べてみたらやっぱり出版社側との折り合いが付いていないようでした。
どうやら話題になっていた記事は日経の誤報が元だったようです。
現在では日本でのサービス開始は年内と言われていますが、それもどうでしょうね。
書籍の再販制度があるなど、制度・法律が欧米諸国とは違うのが遅れの原因みたいです。
たしかに紙の書籍に比べてあまり安くなると、店舗を持つ書店が壊滅しそうなのでそれはそれで困ります。
しかし、物を伴わないのに従来の書籍と同じ値段で、しかもデータのコピーも出来ないから端末が故障したら消滅、端末を乗り換えるときも引き継ぎができないのでは、条件が不味すぎる。
現在でも販売しているサイトはありますが、それぞれ不満点があります。
たとえばhontoはiOSやAndroid用のアプリがある一方、再ダウンロードが期間限定らしいので端末乗り換えに問題あり。
Rabooは一度購入すれば再ダウンロード可能のようですが、現時点では対応している端末が三種類の読書用端末のみで、パソコンやスマートフォンからは閲覧できないデータ形式。
iOSやAndroidで単体のアプリケーションとして販売されているものもありますが、まだまだ数が少なく、それぞれに仕様が異なるので扱いにくいです。
日本語の電子書籍を安心して買うことが出来るのはもう少し先になりそうですね。
ただ、単体アプリとして販売されているものは発売直後だとかなり安く売っていることもあります。
運良く読みたかった本があって、しかもセール中だったりしたら買ってみるのも良いかもしれません。
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