スパムメールに注意

ケータイアドレスを変更しようと思っても、知り合い全員に連絡する面倒さを考えるとおっくうになってしまいます。
だからといって同じメールアドレスを使い続けていると、どうしても増えてくるのがスパムメール。
今のケータイアドレスは一年ほど使っていますが、複雑なものにして、少数の知り合いにしかアドレスを教えないようにすることで捕捉されずに済んでいるみたいです。
いつまで逃げられるかわかりませんが……。

一方で、もう数年来使っているGmailのアドレスには毎日約20通、知らないところからメールが届きます。
こちらは普段使いのアドレスで、いろいろ登録しているのでどうしてもこうなってしまいますね。
あまり懸賞などには応募しないので、何年も使っている割には少ない方だと言えるかもしれません。

Gmailは迷惑メールフィルタがかなり優秀なので、受信トレイにこういったメールが紛れ込んでくることは滅多にありませんが、逆はときどきあります。
必要なメール(と言っても楽天のメルマガが多いです)が迷惑メールだと判断されてしまうことがあるので、念のために削除する前に迷惑メールフォルダを確認するようにしています。
個人からのメールが振り分けられることはないので、一方的かつ頻繁に送ってくる相手を怪しいと考えているのでしょうか。

こういったスパムメールのURLをクリックしてはいけないというのは昔から言われていることですが、中身を読むだけでも面白いものがけっこうあります。
あまりに馬鹿馬鹿しいので、暇があったら覗いてみるのも良いかもしれません。

よく送られてくるのは出会い系サイト(サイト自体が偽物でしょう)と、競馬・パチンコなどの攻略法を売るというもの。
「何千万円当選したので登録料を……」や「時給何万円でデートするだけ」というのは古くさい手口ですが、いまだに多いです。
わけありの望まない遺産、など強引な理由が付けられていることもありますね。

さらに、最近やけに多いのが「ネットで稼げる動画セミナーを無料でプレゼント」といったもの。
そのプレゼントの中身については何とも言えませんが、ダウンロードするために入力したアドレスにさらに大量のスパムメールが届くようになるのは間違いないでしょうね。

どうしても気になるなら、Mailinatorなどの捨てアドを利用して中身を見る手もあります。
時間の無駄でしょうけれど、暇つぶしにはなるかもしれません。


こういった稼ぎ方や生活情報?(歌が上手くなる方法やあがり症を克服する方法を売るというメールが来たこともあります)は情報商材なんて言われていますが、なんと言ってもその特徴は値段。
pdfファイル一つで3万円、5万円です。
割と安いもので9800円とか、金銭感覚がおかしくなりそうですね。
偶然にも昨日送られてきたメールに付いていたURLは短縮されたりしていない普通のアドレスだったのでクリックしてみたのですが、そのpdfはたしか49800円でした。

あとは、どの情報も同じようなページで販売されています。
値上げまで「○日と×時間」のようなカウンターが付いているとか、すごく縦に長いとか、誤字脱字が多いとか。
まるでテンプレートでもあるかのように。
「あるかのように」ではなく、あるんでしょうけれど。

よくある値上げカウンターですが、右クリックしてページのソースを見てみると面白いことが分かったりします。
昨日のページは「○月×日値上げ!」という書き方だったのですが、この日付の部分はアクセスした日から五日後を表示するようになっていました。
……これだと日付が変わる度に自動的に値上げの日も一日先送りされるので、お値段据え置きということでしょうか。


ま、稼ぎ方を扱ったものは手を出さないのが基本ですね。
理由はこうです。
もし僕が「ほとんど何もせずにいくらでも稼げる」情報を持っていたとすれば、どうするでしょうか?

他の人がそれを利用しても自分の稼ぎが減らないネタならこのブログに書いてしまいます。
十分な不労所得が得られるなら、読者から数万円もらっても無料公開しても同じ事ですから。
それで自分のブログを読んだ人が得するなら、気分がいいですよね。

大勢の人が利用すると取り分が減るものであれば、見知らぬ人には教えません。
家族や親しい友人には教えるかもしれませんが、一人で利用するか、ごく少数の身内だけで使うでしょう。

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