DARK SOULS 2 初プレイ

Steamのホリデーセールで対象になっていた、DARK SOULS 2を購入しました。
最近は忙しく、細かな空き時間もスマホアプリ(主に消滅都市とモンスト)に使っていたので、PCゲームを購入するのは久しぶりです。

とは言っても、ちょこちょことセール時に購入したゲームはあるんですけどね。
どれも落ち着いてプレイできていないので、レビューを書くネタがありませんでした。

ボリュームのあるゲームということもあり、今回はクリアしていない状態での感想です。
シリーズを通して初めて触ったのですが、けっこうイメージと違いました。
どういう部分が違ったのか、書いてみようと思います。


「死にゲー」ではなかった

プレイしたことはなくても、ダクソ=死にゲーという話は聞いたことがあるくらいの有名シリーズです。
しかし、実際にやってみると死にながら覚えて先に進むようなゲームではありませんでした。

明らかに狙った配置(見えている敵・宝箱に気を取られていると、背後から敵が来る)、エリアに入った瞬間に複数の敵が現れる場所など、初見殺しは多いです。
しかし、死亡時のペナルティがかなり大きい。
このせいで下手に死ねません。

倒された時点で最後のチェックポイントまで戻され、ソウル(レベルアップやアイテムの購入に使うお金兼経験値のようなもの)を全て落としてしまいます。
ソウルは死亡地点に辿り着ければ回収できますが、回収するまでにまた死ねばその時点で上書きされて消滅してしまいます。

「RPGなんだから、また敵を倒して稼げばいい」と思ったら、このゲームの敵は有限です。
多くの雑魚はエリアに入りなおしたり、チェックポイントで休むことで復活しますが、数回倒すと現れなくなります。
つまり、死ねば死ぬほどレベルアップが遠くなってしまいます。


しかも、一度でも死ぬと体力の最大値が減少します。
また死ねばさらに減ります。
どこかのゲームの正気度みたいですね…。

減った最大値を回復させるには、貴重な「人の像」というアイテムを使うか、オンラインで他のプレイヤーに協力するしかありません。
プレイヤーが多ければ協力しあってプレイすれば良いのですが、今は始めたばかりの人が減ってきているようなので序盤だとそれも難しいですね。

そんなわけで、死にやすいゲームでありながら死なないプレイを求められます。
囲まれると簡単に死ぬバランスなので、雑魚は沸かなくなるまで狩り尽くし、もしものときのために貯まったソウルは使いきりながら先へ進むのが良さそうです。

難易度が高い?

悪意あるトラップの配置と、ボタン配置による操作性の悪さが相まって難しいのは事実です。
加えて主人公の動きが全体的にもっさりしており、狙ったアクションが出しにくく感じます。
格闘ゲームでもないのにここまで空振りするのも珍しいのではないでしょうか。

ただ、これを難易度が高いと言うかどうかは微妙なところです。
敵の能力が高い、攻撃が避けにくいといった難しさではなく、攻撃の空振り・暴発や初見での不意打ちが主な死因ですからね…。
難易度が高いというよりも、思ったように動けずにイライラする感じです。

爽快感がない戦闘がやっていて辛いです。
複数の敵を相手に暴れられるゲームではありませんし、背後から近づいて暗殺するような「してやったり」の瞬間もありません。

何もないところへの落下死ポイントが多いのは難易度が高いと言えますが、それも主人公のジャンプ力が低すぎるのが主な落下理由です。
総合すると、主人公が弱いので難易度が高いという感じでしょうか。

おすすめできる人が…

まだ数時間しかプレイしていないので評価が変わる可能性がありますが、人気がある理由が理解できないです。
大抵は「こういう人なら楽しめるだろう」というのがあるのですが、それすらも挙げにくい。
強いて言えば、繰り返しが苦にならない&演出や動作のもっさりに耐えられる人でしょうか。
オンラインゲームのレアドロップ狙いとか好きな人には向いているのかも?

アクションが上手ければ進めるゲームでもなく、レベルさえ上げれば進めるゲームでもない。
ワープやレベルアップの度に演出が入るのが鬱陶しいなど…。
もう一度起動する機会があるかどうかすら怪しい。

フルプライスでの購入は「あり得ない」
セール時でも「正直買わなければよかった」

購入を考えている方は、プレイ動画などで雰囲気を確かめてからにすることをおすすめします。
人気作品だからハズレは無いだろうと思ったのですが、合いませんでした。


基本的には一度クリアするまでレビューなどしないのですが、初プレイ後にこうして記事にしてしまうくらいのゲームでした。
他に何もやることがなくならない限り、もう起動しない気がします。

システムは面白いのに、主人公の弱さと動かしにくさで台無しになってしまった感じが残念でした。
もう少し快適に動けたら楽しめそうです。

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