Humble Staff Picks Bundle: Scribble

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Humblebundleでは現在、Humble Staff Picks Bundle: Scribbleを提供している。最大で7本のゲームと3タイトル分のサウンドトラック、さらにHumble Walletクレジットで合計102ドル分を12ドル~で購入できるお得なバンドルだ。

このバンドルでは、支払額に応じて入手できるコンテンツが変わる”Pay What You Want”方式が採用されている。最低1ドルから、購入したいコンテンツによって支払金額を自由に選ぶことが可能だ。

支払金額

このバンドルには、3つの基準金額が定められている。

1ドル以上

1ドル以上で、以下のコンテンツが利用できる。この金額で入手できるコンテンツは、以下の通りだ。

  • Tempest+サントラ
  • LiEat+サントラ
  • Punch Club

Steamでの販売価格は『Tempest』とサントラが1,978円、『LiEat』が298円(サントラはSteamでの販売なし)、『Punck Club』が980円で合計3,256円となる。現在の1ドルは約112円なので、3,000円以上もお得な計算だ。

最低額のプランではあるが、ほしい作品が含まれているならばかなり魅力的な選択となるだろう。

平均支払額以上

二つ目の価格は、購入者が支払った平均額だ。現在は5.96ドルとなっており、これ以上の価格を支払えば以下のコンテンツも追加される。

  • Aragami+サントラ(サントラは5.97ドル以上)
  • Beholder
  • Bioshock Infinite

こちらの金額は『Aragami』とサントラが2,678円、『Beholder』が980円、『BioShock Infinite』が2,980円となっている。合計金額は9,849円で、ほぼ1万円だ。

現在の平均額は日本円にして約670円なので、持っていないタイトルばかりであれば非常にお得と言えるだろう。

12ドル以上

12ドル以上を支払えば、さらに1本のゲームとHumble Walletクレジットが追加される。

  • SHENZHEN I/O
  • Humble Walletクレジット(Humble Monthly加入者のみ)

『SHENZHEN I/O』は1,480円、Humble Walletクレジットは2ドル分だ。現在の平均支払額が約6ドルであることを考えると、金額的なお得さでは平均額を選ぶべきかもしれない。

しかし、SHENZHEN I/Oはセールでもあまり値引きされないタイトルだ。この作品がほしいならば、6ドル(Humble Monthly加入者ならば2ドル分のクレジットがもらえるので実質4ドル)を追加する価値はあるだろう。

各作品の概要

Tempest

海賊として海戦を繰り返すアクションRPG。Steamレビューでの評価は高く、優れたグラフィックの割には要求スペックも抑えられているようだ。

定価は1,680円と安くないが、しばしばバンドル入りしている。

LiEat

Steamレビュー全体の97%という圧倒的な好評を獲得しているRPG、またはADV。もともと日本のデベロッパーの作品であり、日本語表示に対応している。

定価でも安いが、公式サイトでは無料で配布されている。まずはプレイしてみて、気に入ったらSteamで購入(お布施)というのも良いだろう。

Punch Club

ドット絵が魅力のボクサー育成シミュレーション。評価が別れる作品のようだが、割合としては8割のレビューがおすすめとなっている。日本語表示にも対応している。

セール時の値引き幅は大きいが、それでも今回のバンドルに1ドルを支払ったほうが安い。

Aragami

忍者を操作するステルスアクションゲーム。2016年10月と比較的最近の作品であり、それなりのグラフィック性能を要求するので注意が必要だ。日本語にも対応している。

9割近い好評を獲得している人気作品だが、手元のパソコンではちょっとプレイするのが厳しそうである。

Beholder

全体主義の国で、アパートに住む人間を監視・密告するという暗いテーマの作品。ジャンルとしてはストラテジーだ。

日本語は存在しており、翻訳の質も過去の機械翻訳から改善されているという。

Bioshock Infinite

各種ゲームコンソールでも発売されている『バイオショック インフィニット』のPC版。ストーリー重視のFPS作品だ。

低難易度ではFPSが苦手でもプレイできる面白いゲームなのは間違いないが、酔いやすいという欠点がある。一応本編のエンディングまではプレイしたが、毎回酔ってしまうので大変だった。グラフィックの割に要求スペックは低い。

現在はDLCも販売されているが、このバンドルにDLCは含まれていない。

SHENZHEN I/O

プログラミングパズルゲーム。

レビューの96%という圧倒的な高評価を獲得しているが、そもそも購入者は物好きなゲーマーばかりなのでは…指先の操作ではなく頭を使うゲームをやりたいならばアリかもしれない。

作品そのものは英語だが、日本語のガイドを作成してくれているSteamユーザがいるのでプレイに困ることはなさそうだ。

購入見送り

どのタイトルも持っていないとすれば、平均額または12ドルを支払うのがお得と思われる今回のバンドル。しかし、バンドル内で最も高額なタイトルであるBioshock Infiniteを既に所有している。それ以外のタイトルはライブラリに入っていないが、AragamiもPCスペックを考えると快適にプレイできるとは考えにくい。

Steamで販売されていないLiEatのサントラ目当てに1ドルを支払うのもありだが、積みゲーを増やしてしまうのでこのバンドルの購入は見送るつもりだ。

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