ATOK2012へ

今回はIMEのお話、ということで。
単にIMEと言った場合はWindows標準のMS-IMEを指すことが多いと思いますが、本来はInput Method Editorの略で変換ソフトのことなんですよね。
最近はGoogle日本語入力やバイドゥIMEなどが無料で使えるので、そちらを使っている人もいるのでしょうか。

メインPCでは購入直後からATOK2009、さらにパソコンが増えてからはサブの方でGoogle日本語入力という体制を続けていましたが、ようやくATOK2012にバージョンアップしました。
毎年のバージョンアップで約5000円を払うのも何となくもったいない気がして、大学に入ってすぐにアカデミック版を使い始めてそのまま2009だったのです。


アカデミック版・バージョンアップ用の優待版ではなく新規に買うと、ベーシックでもこの値段になります。
優待版なら5000円くらいですが、それでも毎年買うにはちょっと高いかな、と。

今になって2012にしたのは、ATOKパスポート(月額版)を使うことにしたから。
Windows、MacOS、Android合計10台まで最新版が使えて月額315円ならお得感があります。
今のところMacは持っていませんが、次に買い増しか乗り換えするときには選ぶ可能性があるので普通にWindows版を買うよりも安心。

月額版の存在自体は以前から知っていましたが、今ならキャンペーン中で月額制ではないAndroidアプリを購入した人なら無料期間付きでお得に月額版に乗り換えることができます。
これなら既に購入してしまったAndroid版の料金も無駄にならないので、ちょうどよい機会になりました。

多少(失礼)変換精度が上がっている他に、複数の端末で学習内容を同期できたり、最新のキーワードを勝手に覚えて変換できるようになったりとずいぶん便利になりました。
最新の、とは言ってもGoogle日本語入力と比べてしまうとかなり対応が遅れていますが、そこは使い分けでしょうね。

あちらはとにかく固有名詞に強くて、小説中の目立たない脇役やさほど有名ではない歴史上の人物でもサジェストしてくれます。
一方で、非力なパソコンでは変換スピードがやや遅かったり、同音異義語の変換がATOKと比較すると不安だったりします。
無料であの性能ならMS-IMEの代替としては十分ですし、使い道によってはむしろあっちの方が向いていることもあるでしょう。Twitterやブログなら……。

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