タイトルの通り、ASUSのスマートフォン「ZenFone Go」にドコモのFOMA SIMを認識させるお話です。検索してみれば情報が見つかりますが、それだけでは僕のZenFone Goでは成功しませんでした。
今回は、手元の端末で成功した方法をお伝えします。とはいえ、特別なことをしたわけではありません。そもそも初期不良っぽい個体だったようですね。
ASUS ZenFone GoにFOMA SIMを認識させた方法
- ファクトリーリセット(工場出荷時の状態に戻す)を行う
- FOMA SIMを2番のSIMスロットにセットし、設定する
- FOMA SIMを1番のSIMスロットにセットし、設定を行わない
これが実行した内容です。1番を除けば、他でも言われている方法です。
初期化を行う
初期化の方法は、ASUSのサイトに書かれている通りです。基本的には設定メニューから初期化を行うことができます。何かの不都合でできない場合には、以下の方法で強制的にリセットが可能です。
手元の端末では、初期化を行わないと数々のおかしな挙動がありました。SIM2が2Gの電波しか拾わない、SIM1では認識すらしないなどです。スマートフォンの基本は、不審な挙動があれば初期化です。
それにしても、購入直後に初期化する羽目になったのは今回が初めてです。ZenFoneシリーズは使いやすくて好きだったのですが、少し不安ですね。安いので、品質にはそこまで期待せずに使うのが良いでしょう。
2番のスロットを設定する
ZenFone Goには、SIMカードを挿入する場所が二つあります。そう、デュアルSIMに対応した端末なのです。国内では役に立ちませんが、頻繁に海外に行く人にとっては…やっぱり、あまり意味がないかもしれません。国によっては使うのでしょうか。
いずれにしても、まずは2番のスロットにSIMカードをセットする必要があります。ここでは使う予定のSIMカードを利用するか、もう一枚のSIMカードを用意することになります。
前者の方法であれば、SIMスロット1を空けたまま、SIMスロット2にSIMカードを挿入します。後者ならば、SIMスロット1に利用予定のSIMカードを挿入し、SIMスロット2にダミーとして使うSIMカードを挿入します。
どちらの方法でも、設定画面の「デュアルSIM設定」が利用可能になるはずです。ここでSIMスロット2を利用するように設定します。スロット1は利用しない(挿入していない場合は、そもそも設定できない)のまま放置です。
1番のスロットを設定しない
おもむろにSIMスロット2に挿入しているSIMカードを取り出し、SIMスロット1へと移動させます。ダミーを使用している場合は、スロット2からダミーを取り出すだけで構いません。
ここで重要なのが、設定をSIMカード1優先に変更しないことです。設定を変更してしまうと、なぜかFOMAの電波を利用できなくなります。
他のブログや口コミの情報では「ネットワークを2Gに設定しないといけない」というものがありましたが、こちらの環境では変更せずに利用できています。契約内容やOSのバージョンなどによって異なるのかもしれません。
やはり2Gに設定が必要?
端末の故障で役割をローテーションしたところ、この記事に書いた方法ではFOMA SIMが利用できなくなっていることが判明しました。以下の記事の下部に画像付きで方法を掲載しているように、ネットワーク設定を2Gに変更する必要があるようです。
IIJmioのSIMでL-04Dを使うピクトグラムと発着信を確認する
SIMカードを移動させると、すぐにSIM1が認識されて利用可能になります。認識しない場合は、本体の初期化で直る可能性があります(初期化するまでは認識しませんでした)。
数秒待つと、電波を掴むはずです。画面の電波強度表示が安定したことを確認し、可能ならば他の電話を使って発着信を確認しましょう。
これで、ZenFone GoでFOMA SIMの利用が可能になったはずです。手元の端末では、無料通話なし、SPモード解約済みのドコモSIMで通話ができます。
安価な通話専用携帯
(ZenFone GO Series)ブルー/5.5inch/1280x720 HD/Android 5.1.1(ASUS JAPAN)(ZB551KL-BL16) |
おかしな契約だと思われるかもしれませんが、これが安いのです。最近は980円で通話可能というMVNOも出てきましたが、この方法ならば月額700円台で通話可能なSIMを維持できます。
現在、そういったプランは提供されていません。そのため、今から契約することができないのができないのが難点です。これから通話用SIMを契約するなら、自分の利用法に合ったMVNOを選ぶのが良さそうです。
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