アクセルとハンドルさえあれば車を走らせることはできるし、ここにブレーキが加わればトラックで荷物を届けることもできる。さらにウインカーやライトなども使えば、事故を起こすことは少なくなるだろう。
だが、American Truck Simulatorには運転をより快適にしてくれる機能がある。チュートリアルでは存在すら教えてくれないクルーズコントロールを使いこなして、長距離の配送も楽にこなしてしまおう。
クルーズコントロールとは
クルーズコントロールは、アクセルを踏んだままにしなくても自動的に一定の速度を維持してくれるシステムのことだ。アクセルを踏み続けることによるドライバーの疲労を軽減し、ハンドル操作に集中することを可能にしてくれる。
軽自動車しか運転したことがないにたすちゃんはクルーズコントロールを知らなかったが、ゲームを簡単にするために用意されたアシスト機能ではなく実車にも存在する装置だ。遠慮なく使わせてもらおう。
ATSでのクルーズコントロール
ATSにおけるクルーズコントロールの機能は、現実のそれと同様だ。クルーズコントロールをオンにしたときの速度、または設定した速度に達するまでアクセルを踏み込んだ状態にしてくれる。ゲームパッドの場合はRTから指を離せるので、左手だけでの運転が可能だ。
信号や交差点で頻繁に速度を変更する下道では使いにくいが、一定速度で走り続けるフリーウェイでは非常に楽になる。
クルーズコントロールの限界
一定速度を維持する機能ではあるが、道路が傾斜している場合には速度が変化してしまうので注意が必要だ。制限速度一杯に設定していると急な下り坂ではスピード違反になってしまう可能性があるし、上り坂では設定しているよりも速度が落ちてしまう。
クルーズコントロールの使い方
操作方法を初期設定から変更していない場合、運転中にゲームパッドのXボタンを押すとクルーズコントロールを有効にできる。クルーズコントロールがオンになると、運転席のインジケータに何らかの表示があるはずだ。
もし何も起きないなら、操作設定が変更されているか速度が足りていない。クルーズコントロールが可能な速度には下限(おおよそ時速20マイル?)があり、停止・徐行時には有効化できないようだ。
クルーズコントロールを止めるときにも、Xボタンを使う。あるいは、単にブレーキをかければクルーズコントロールが無効になる。
設定速度を変更する
通常、クルーズコントロールをオンにするとそのときの速度を維持してくれる。しかし、制限速度が65マイルや75マイルのフリーウェイではなかなか目的の速度に到達しないことも多い。そんなときには、クルーズコントロールの設定速度を変更しよう。
初期状態ではキーを割り当てられていないが、設定速度を上下させることも可能だ。あらかじめ割り当てたキーを押すことで、現在の速度よりも速い・遅い速度を設定できる。
身体に負担をかけないゲームプレイ
ATSでは、長い距離の配送ほど距離あたりの単価が高い傾向にある。しかし、長い距離を走り続けるとプレイヤーが肉体的にも疲れてしまう。ゲーム的には眠気を覚ますために数時間の休憩を取ることになるが、その度に実際に休憩するプレイヤーは多くないからだ。
クルーズコントロールを活用すれば、長距離運転の疲労を軽減することができるはずだ。ATSはあくまでゲームであって、仕事ではない。首・肩・腰を痛めないよう、適度に手を抜きながらプレイしよう。もちろん、長時間プレイするときには定期的に立ち上がって身体を動かしたり、遠くを見たりするのもおすすめだ。
あとは姿勢にも気を付けたい。猫背になっていたり、合わない椅子に無理やり座ってプレイしたりするとにたすちゃんのように身体が痛くなってしまう。他のゲームでこうはならないが、免許取り立てで運転したときのような背中の痛みがある。今日は運転お休みします…。
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