ATS 内輪差とNPCによる事故に注意

トラックのタイヤ

American Truck Simulatorをプレイしていると、徐々に経験値が溜まってプレイヤーキャラクターのレベル(技術レベル)が上がる。技術レベルが上がれば、今まで通り依頼された荷物を運ぶだけでも技量ボーナスが加算されてより多くの報酬を獲得可能だ。

さらに、1レベル上がるごとに1ポイント得られるスキルポイントを割り振ることで報酬が高額な特殊貨物の配送をアンロックしたり、特定の貨物を輸送したときに得られる報酬をさらに増加させたりすることができる。だが、特殊貨物には配送しにくいものも多い。

様々な荷物

トラックが荷物を運ぶ

配送依頼を受けるときにプレイヤーが確認できる情報は、報酬金額と距離単価、配送元と配送先の場所と企業名(およびその距離と輸送にかかる予想時間)、荷物の詳細だ。このうち、ゲームを遊ぶ上で特に重要なのは距離単価と荷物の詳細である。

無視できる情報

まず、報酬金額についてはあまり気にする必要がない。「あと1万ドルで今日のプレイはおしまい」などと決めているのでもなければ、1回の仕事でもらえる総額よりも距離あたりの金額が大きい仕事を選ぶことが多いだろう。仕事のリストは距離単価で並び替えることもできるので、活用しよう。

配送元と配送先は重要な情報だが、ゲーム的にはどうでも良かったりする。配送元は現在地から地図上から選んで絞り込みをかけることが多いので見る必要がないし、配送先はカーナビに表示されるのでどこでも大丈夫だ。

重要な情報

距離単価の重要性は言うまでもない。距離が長いから報酬額が高い仕事よりも、短距離で同じ額を稼げる仕事の方が割が良い。稼ぎを重要視しないプレイでなければ、なるべく単価の高い仕事を選びたいものだ。

ただ、仕事の選択時に表示される報酬額はスキルによるボーナスが反映されていないような気がする(未確認)。特定のスキルを集中的に伸ばしている場合は注意すべきかもしれない。

次に見ておきたいのは、運ぶ荷物の詳細である。「砂」「家具」などと表示される品目は見た目の違いだけなので無視できるが、重さと特殊な荷物の情報(アイコンで表示される)は見ておきたい。重さは、加速のしやすさや曲がりやすさに関わる。一般的には軽い方が扱いやすいが、トラックをカスタマイズして重量物の配送に特化している場合はある程度重い品物の方が扱いやすいかもしれない。

アイコンが表示されるのは危険物、高額貨物、精密貨物、重要・緊急配送などのスキルに対応する荷物の場合と多関節トレーラーの場合だ。危険物だからといって少しぶつけただけで爆発したりはしないが、ボーナスが計算されていないとすればスキルによって報酬額が変わる可能性がある。また、多関節トレーラーは運転が難しくなるので慣れないうちは避けた方が良いかもしれない。

配送元から出られない?

比較的軽くて小さい荷物であれば、小回りがきくので運びやすい。だが、報酬が高額な荷物は大きなものも多い。危険物のスキルを上げていくと運べるようになるガソリンの入ったタンクなどがその一例だ。初めてこうした荷物を運ぶときには、荷物が長すぎて配送元の敷地内でタンクを引っ掛けてしまった。縁石に乗り上げたくらいであれば強引に進むこともできるが、建物に引っ掛けると進むことができなくなる。バックして、もう一度カーブに挑戦しよう。

大回りを意識する

ハイウェイの緩いカーブであれば、ガソリンや農薬の入った長い荷物を積んでいても問題なく走ることができる。しかし、一部の施設内では狭い場所を90度に近い角度で曲がらなければならない。こうした場合には、中央ではなくカーブの外側を走るように心がけよう。T字路であれば、一旦曲がりたい方向と反対側に向かってハンドルを切ってから折り返すくらいで丁度よい。L字カーブの場合は、外周ぎりぎりに寄せて走ると引っ掛けずに抜けられるだろう。

施設内に限らず、長い荷物ほど内輪差でカーブの内側を通ることになる。カーブの内側に立っている標識を倒してしまう、交差点で停まっているNPCの車に当ててしまうといったパターンもあるので、乗用車とは比べ物にならないレベルの内輪差があることを覚えておきたい。

自動車免許を持っていない、あまり運転しないまま免許の取得から時間が経っているというドライバーは一度運転のコツのような動画を見てみるのもおすすめだ。YouTubeなどを検索すれば、ATSではなく乗用車(実車)用の動画が多数アップロードされている。もちろん、他のATSプレイヤーによる運転動画も参考になるだろう。

一発では抜けられないパターンもある?

トラックの性能・荷物の種類・施設の組み合わせによっては途中でバックせずに一発で抜けるのが困難なカーブもある。視点を変えて(キーボード3を押して上方からの視点がおすすめ)周囲の状況を確認しつつ、慎重に運転しよう。

ぶつかってくるNPC

自動車事故の現場に駆けつけた警察官

報酬が高額な特殊な貨物の配送に慣れてくると、収入も安定して増え始める。そうしたプレイヤーにとっても厄介なのがNPCの怪しい運転によるもらい事故だ。プレイヤー側の不注意が原因なこともあるが、特にぶつかられてしまいやすい状況も存在する。

施設から出るとき(左折)

日本では自動車が左側通行なので、左折しやすく右折しにくい。免許を取り立ての頃には、なるべく右折せずに目的地に向かいたいと考えたこともあるのではないだろうか。ATSではアメリカが舞台なので、逆に右折の方が簡単で左折が難しい。

配送元・配送先やガソリンスタンドのような施設から左折して道路に出たい場合、手前の車線を横切ることになる。交通量が少ない道路であれば簡単だが、NPCが次々と来ることも珍しくない。この場合、かなり余裕を持って動く必要がある。下手に道路近くまで乗り出して待つと、左右から来るNPCがいずれも微妙な位置で譲ってくれた結果バックで施設の敷地に戻るしかなくなる可能性がある。

クラクションやパッシングで合図しても、一旦待機モードに入ったNPCに先へ進んでもらうことはできないようだ。やり直しても良いが、面倒ならばセーブ&ロードすればNPC車が消えるのでそのまま進める。

車線減少

フリーウェイを走っているNPCは、あまり強引な割り込みをしない。しかし、車線がなくなる場合は別だ。止まらずに前に進むことを優先するようになっているのか、プレイヤーが真横を走っている状態でもぶつかってくることがある。その状況になってしまうとハンドル操作やブレーキで避けられないため、車線が減るときにはあらかじめ道を譲るようにすべきかもしれない。

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