アレルギーと図書館

ようやく春の花粉シーズンも過ぎようとしていますね。
しかし、アレルギー体質の人というのは往々にして複数のアレルゲンに反応するものです。
僕の場合も、花粉数種類(たぶん杉・檜・ブタクサ)の他にも食べられないものがあったりします。

何が悪いのかは不明ですが、ある種の添加物は良くないようです。
スナック菓子やファストフード店のポテトは体調によってはじんましんの原因に。

単体の食品だとアーモンドがダメです。
その他のナッツ類も、ものによってはやや怪しい。
アーモンドほどひどくはないものの、身体がかゆくなるような気がします。

物質のレベルできちんとわかっているものだとカフェインですね。
アレルギーというか、過敏症になるのでしょうか。
ほうじ茶少量でもトイレが近くなったり、夕方以降にカフェイン入りのジュースを飲むと寝られなくなったりします。
おかげで最近はノンカフェインの十六茶ばかり。
金属やゴムのような身につけるもののアレルギーは、今のところは無さそうです。

ところで、なぜ突然アレルギーの話を書いているのかというと、ここから図書館の話に繋がるからです。
ブログの背景も本棚の画像を選んだのに、一度も本に関連する記事を書いていないな、と考えて少し図書館のことでも書いてみようかと。
電子書籍端末については何度も書いているんですけどね。


実は図書館は苦手です。

ほこり(カビ?)にも反応してしまうので、特に古い資料を扱っているとくしゃみが出たり目がかゆくなったり。
なのでせっかく図書館に行ってもあまり古い資料は触りたくないです。
黄ばんでいる本は単純に読みにくいので好きではないですが、こういう事情もあって書庫には入らないし、古書は滅多に買いません。

図書館の利用はもっぱら数年内に出たハードカバーの(まだ文庫化されていないか、文庫化されるほど売れてないような)本を借りるためです。
文庫だと買ってしまうことが多い。
最近はお金と置き場がなくなってきたので意識して買わないようにしていますが、多いときは月の書籍代が食費と同じくらいということもありました。

買う量が減った分、新着図書の棚は頻繁にチェックしていますね。
大学の図書館ともなるといくらでも資料がありますが、触りたくないものを除外するとそれなりに読めるものは減ってくれます。


本を無料で借りて読むことが出来る図書館が便利であることは認めますが、やっぱり本は買いたいと思うところもあったりします。
特に好きな著者を応援したいといった気持ちからではなく、何冊もある「気になる本」から買うものを選び出すのが好きなのかもしれません。

借りるだけならば悩まずに気軽に積読に入れられてしまうので、読まないまま返却期限が来てしまうこともあります。
その点、買うとなると吟味するので放置することが少なくて無駄がないかな、とも。
目移りしながら買う本を選ぶのは好きなのに、全部読んでいいと言われると困るというのもおかしなものではありますね。

こういう考えも持っているので、たとえ全くアレルギーが出ないような体質だったとしてもあまり図書館には行かないかもしれません。
もちろん新着図書に関しては別ですが。

「お金を払ったから元を取るために読んでる」というのはちょっと違うような気がするし、どうも上手く言えません。
「いつでも読める」と思うから読まないのかな……それが一番近い感覚です。
書店で見つけた本はすぐに買わないと一週間もすれば置いてないこともありますからね。

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