そもそも普段使うのがインターネットとワードだけ、みたいな人であればデスクトップにアイコンを置いておけば済む話なのですが、その方法ではソフトが増えてくるとデスクトップが散らかります。
まさに「デスクトップらしい」状態ではありますが、あまり理想的な環境ではありませんよね。
スタートメニューから目的のプログラムを開くか、目当てのファイルがあるところまで順にフォルダを開いていくこともできますが、まどろっこしい。
たまにしか使わないならともかく、毎日使うものはワンタッチで、あるいはそれに近い手軽さで起動してほしいものです。
それを実現してくれるのがランチャです。
ぱっと見て分かりやすいボタン型のもの(デスクトップアイコンをそのまま引き出しに入れたようなイメージでしょうか)から、慣れれば高速なコマンド入力型のものまで。
MacOSにあるようなドックも一種のランチャですね。
そこまで量が多くないなら、ドック型は見た目もきれいで便利です。
ドック型のランチャも以前から使っているRocket Dockがあるので、いずれ紹介したいと思います……一応英語ですが、直感で使えるのではないでしょうか。
しかし、今日紹介したいのはコマンドを入力するタイプのものです。
以前はfenrirというランチャを使っていました。
これはコマンドを入力するタイプでありながら、コマンドを自分で登録する必要が無いという当時としては画期的な方式を採用していました。
パソコン内のファイルを自動的にスキャンしてリストを作ってくれるので、使う側がすることとしては目的ファイル名(の一部)を入力するだけ。
普段は隠れていて、ホットキー一発で表示、すぐに目的のファイルを開いてまた隠れるというスムーズな動作をしてくれます。
ファイル名を完全に覚えていなくても、最初の数文字を入力すれば候補を表示してくれるのもありがたい機能です。
正直なところ、今でも機能そのものに不満はありません。
それでも今は使っていません。
既に完成形とはいえ、かなり前から更新を停止してしまっているので、将来的に不安があるからです。
Windows8では使えなかったりするかもしれないですから、これから離れられなくなるのも辛い。
そう思っていたところ、タイトルにあるPipyというランチャの存在を知って早速インストールしてみました。
なんというか、派手。
しかもサイズ変更不可みたいで、ちょっと邪魔だったり。
Pipyのメインウィンドウ |
デフォルトではCartoonNightSkyというスキンが適用されていますが、これを変更して見た目を変えることができるので、壁紙の雰囲気に合わせることもできると思います。
が、どのスキンもけっこうポップな感じで、fenrirとは違うイメージです。
機能面ではかなり近いと言えると思うんですけどね。
インストール後にファイルをスキャンする必要があるfenrirと違って、こちらは初めて検索したときにデータベースを作っていくらしく、最初のうちは少し時間がかかります。
単なるランチャとして使うだけでなく、どこに保存したのか忘れてしまった画像や文書といったファイルの検索にも使えるところもfenrirと同じです。
これならすぐに馴染めそうなので、しばらく使ってみることにします。
デスクトップにたくさんアイコンを置いておくと、なんだか散らかっているようでいい気分ではないですから……。
英語のソフトで、あまり日本語での紹介記事がない(僕が知ったのはライフハッカーの紹介記事から)ので、使っていくうちに詳しい使い方がわかったらまた何か書くかもしれません。
とはいえ、ヘルプや設定画面を見る限り機能はシンプルそうなので、特に難しいことはないと思います。
fenrirやその他のコマンド入力式のランチャを使ったことがあれば、見た目以外に違和感はないでしょう。
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