無料配布でEpic Gamesのライブラリも成長中 |
以前はPCゲーム=Steamで購入・プレイするものという認識でした。
ところが、最近はSteamだけでなくEpic Gamesを利用する機会も多くなっています。
SteamでしかXboxゲームパッドを使わなかったときはあまり気にならなかったのですが、Epic Gamesを使うようになるとコントローラー中央のXboxボタンでSteamクライアント出てくるのが邪魔です。
Xboxボタンはコントローラーの電源を切るときにも長押しするので、その度になぜかSteamのウィンドウが呼び出される状態でした。
この動作はデフォルトではあるものの、あまり使わないはず。
Steamクライアントの設定画面から変更できたので、普段からXboxボタンを押してSteamを呼び出しているのでなければ変更をおすすめします。
Steamのゲームパッド設定
設定画面のUIはあまり洗練されていない |
SteamクライアントのUIは全体的に分かりにくいのが難点です。
日本語訳に問題があるようなものではなく、そもそも設定画面の場所が分かりにくいとかレイアウトが統一されていないとかいった理由ですね。
特にコントローラー関連の設定はコントローラーで操作する前提なのか、他の設定をするウィンドウとはレイアウトが異なる別のウィンドウを呼び出す形になっています。
一般の設定画面を開く
2つめの方法で出てくるメニュー |
コントローラー設定のウィンドウを呼び出すため、まずは全般的な設定のウィンドウを開きます。
タスクバーからSteamクライアントのアイコンを右クリックして、「設定」を選べば一発。
Steamクライアントのウィンドウを開いた上で、左上の「Steam」という文字をクリックすると出てくるメニューから設定画面を開く方法もあります。
どちらでも出てくるウィンドウは同じです。
コントローラーの設定画面を開く
出てきた設定画面には、左側に設定のカテゴリ目次があります。
ここで「コントローラー」を選ぶとコントローラー専用の設定画面を開くためのボタンが出てきます。
「一般のコントローラー設定」ボタンを押すと新しいウィンドウが開きます。
ガイドボタンの動作を変更する
急にデザインが全く異なる画面になりますが、ここでコントローラーの設定を変更できます。
デフォルトだと一番上の「ガイドボタンがSteamにフォーカスします」という項目にチェックが入っており、XboxボタンでSteamクライアントが開く原因はこれ。
このチェックを外せば、Xboxボタンを押してもSteamが出てこなくなります。
この画面ではXboxボタンではなくガイドボタンと呼ばれていますね。
PlayStationのコントローラーやSwitch Proコントローラー、汎用ゲームパッドでもそれぞれの対応するボタンがSteamの呼び出しに使われるため、一般的な名前としてガイドボタンと呼んでいるようです。
Epic Gamesを使う理由
そもそもSteamしか使っていなければ、今回の設定が気になることもなかったのです。
ライブラリからゲームを起動するためにSteamのウィンドウを開いていれば、ゲーム終了後にコントローラーの電源を切るときはSteamが前面にあることが多いですからね。
すでにフォーカスされた状態なので何も起きません。
それなのになぜ設定を変更してまでEpic Gamesも併用しているのかというと、Steamより同じ商品が安いことがあるからです。
もっとも、ほとんどの作品は定価・セール価格ともSteamでもEpic Gamesでも同じ。
それなら新しいゲームを買うときはSteamライブラリへの追加を考えます。
これはサービス利用歴の長さからライブラリの規模に差があるので、なるべくSteamにまとめた方が便利だからですね。
しかしEpic Gamesの方が割引率が高かったり、Steamでは有料の作品がEpic Gamesで無料配布対象となると事情が変わってきます。
既存のライブラリやユーザの慣れという先発プラットフォームならではの優位性があるSteamと、後発ゆえに資金を投じてでもユーザが得するキャンペーンを打ち出しているEpic Games。
まれにプラットフォーム固有の追加コンテンツやDLC販売の有無が異なる作品はあるものの、ほぼ中身は同じなので値段重視ならEpic Gamesを使う価値はあります。
無料配布
特に大きいのがEpic Gamesで期間限定で行われる無料配布ですね。
現在はほぼ毎週1本、何らかの作品が期間限定で無料配布されています。
季節ごとのセール期間中は24時間ごとに対象が切り替わり、毎日アクセスすれば短期間でさらに多くのゲームがもらえることも。
そうした期間中はちょっと定価が高い作品や新しめの作品が対象になることもあります。
普段は発売されたばかりの最新作や大作は少ないものの、何年も前の投げ売り常連ばかりということもありません。
定価2千円以下、セールで千円以下くらいで、スイッチ版も存在するようなそれなりに人気のあるカジュアルゲームが多い印象です。
セールだからとりあえず買う(積む)がやりやすい価格帯なので、Steamで買ったまま積んであるものがEpicでももらえたりします…。
HumbleBundleのHumbleChoiceや各種バンドルに目玉以外として入るタイトル、あるいはAmazonのPrime Gamingで毎月無料配布されるタイトルとは被りがちですね。
セール
これからも同様のキャンペーンが続くかは不明ですが、Epic GamesのセールではSteamのセールにないシステムが取り入れられています。
Steamのセールはあくまで作品ごとに決まった値引き率で安くなるだけなのに対し、Epicでは任意の作品を一定の金額または割引率でさらに安くしてくれるクーポンが発行されることもあります。
このクーポンのすごいところは、作品個別の値引きと合わせて使えるところです。
前述の通りSteamとEpicでセール時の価格そのものは同じことが多いので、単純にクーポンの分だけEpicの方が安くなりますね。
定価3000円がSteamではセールで2000円、Epicではセールの2000円にクーポンも使って最終1500円、のような差になります。
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